キャッツアイは「猫目石」と呼ばれていますが、本来は「クリソベリル」という鉱物です。 またキャッツアイとは、クリソベリルに光の縦模様が入る事いい、それをキャッツアイ効果と呼びます。
キャッツアイ効果の無いただのクリソベリルは、宝石としての価値はほとんどありません。 しかしひとたび、クリソベリルにキャッツアイ効果が入ると何千倍の価格が付いてしまいます。

またキャッツアイ効果はクリソベリルだけに表れるものではなく、同じクリソベリルに属するアレキサンドライトにも稀にキャッツアイが現れる事があります。

ただでさえ高価なアレキサンドライトにキャッツアイが入ると、宝石の中でも一二を競うほどの希少価値のある宝石となります。 質の良いものであればダイヤモンドにも劣らない価格で取引されます。

自分の持っているキャッツアイがクリソベリルなのか、またはアレキサンドライトなのか知らないのであれ確認しておかないと飛んでもない事になるかも知れません。